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認知機能検査の合格基準って!?

第2回: 認知機能検査の合格基準と不合格時の対応

前回は認知機能検査の概要についてお話ししましたが、今回は合格基準や不合格の場合の対応について詳しく見ていきましょう。

合格基準

認知機能検査では合格点が設定されています。具体的には各検査の合計が36点以上であれば合格となります。検査の内容は記憶力や判断力を測るために設計されており、各検査の点数を一定の計算式に当てはめて算出します。

この検査に合格することで運転免許の更新が可能になります。(別途、高齢者講習の受講や違反等によっては運転技能検査が必要となります)

 

不合格の場合の対応

もし認知機能検査で不合格となった場合は、警察(運転免許センター)から連絡がありますので、医師の診断を受けるか、認知機能検査を再受検するか、運転免許を返納するかを回答する必要があります。

 

また状況によっては臨時適性検査を受けることになります。この検査では専門医による診断が行われ、認知症の疑いがある場合は運転免許の取消しや効力の停止が行われることがあります。これは、高齢者自身の安全を守るための重要な措置でもあります。

不安を軽減するために

検査に対する不安を軽減するためには、日頃から活動的な生活をしておくことが大切です。また自分の状態を知ることは安全運転に繋がりますので、前向きに取り組んでいきましょう。

 

次回は、具体的な検査内容や対策について詳しくお話ししますので、お楽しみに!