皆さん、こんにちは!今回は、75歳以上の方が運転免許の更新時に受ける必要のある「認知機能検査」についてお話しします。
この検査は、運転免許更新時の年齢が75歳以上となる方に受検が義務づけられており、記憶力や判断力を測定するために設けられています。
でも認知機能検査ってどんなことをするの?合格できないと免許が無くなるの?そもそも認知機能を維持向上するためにはどうすれば?と思っている方も多いかと思います。
そこで今回は、認知機能検査と認知機能の維持向上に向けた話から少しでも長く運転を続けるために必要なことをテーマにし、全10回に分けて話をしていきます。
認知機能検査の内容は、具体的には「手がかり再生」と「時間の見当識」という2つの検査項目があり、これらを通じて安全運転を続けるための能力を確認します。
この検査の主な目的は、高齢者自身が自分の認知能力を理解し、安全運転を続けるためのサポートをすることです。多くの高齢者は、自分の認知機能に問題がないと感じているかもしれませんが、検査を受けることで新たな発見があるかもしれません。また自分の運転能力を客観的に評価することは、本人だけでなく同乗する家族の安全にもつながります。
認知機能検査は、運転免許証の更新期間が満了する日の6ヵ月前に通知が届きます。検査は自動車学校や指定の場所で行われ、検査用紙やタブレットを使用して実施されます。検査内容は、イラストを記憶する「手がかり再生」と、日付や時間を答える「時間の見当識」の2つです。これらの検査を通じて、記憶力や判断力が評価されます。
次回は、認知機能検査の合格基準や不合格の場合の対応についてお話ししますので、ぜひご期待ください!